企業様の社員研修にていけばなワークショップを行いました

入社5年目の方100名を対象とした社員研修で、研究院講師の野村由恵先生によるワークショップを実施いたしました。
こちらの企業様においては今年の4月にも新入社員の方を対象とした研修に「いけばな」をご採用いただいております。
5年目の皆様には「配布された花材の美を見出し、その美が最も表現できる作品を制作する」という課題に挑戦していただきました！
 花材は「谷渡り」「根付シャガ」「擬宝珠」「丹頂アリウム」「グロリオサ」「フトイ」「スモークツリー」「晒しヤマシダ」の中からくじ引きにより各班に一種類ずつ配布。
初めて見る花材も多かったようですが、それぞれの花材が持つ個性や質感、曲線や色味などをどう活かすか、グループ内で真剣に話し合い試行錯誤しながら作品を制作されていました。
発表の際に各チームが作られたメモには「フトイ：真っすぐ伸びているところ、葉の謙虚さ、まだ高みを目指せるというところ」「谷渡り：葉は波打っている一方で主脈がまっすぐ伸びているという対比に美を見出した」など書かれており、皆さん限られた時間の中、真剣に花材と向き合っていただけたようです。
ワークショップの最後に行われた野村先生からの「美しいと感じた花材の特徴を、作品の中でもっと強調できると良かったと思う」という講評に皆さん頷きながら聞き入っていました。

4月に開催いたしました、ワークショップについてのレポートは、以下よりご確認いただけます。

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