麹町中学校での伝統文化体験（川越支部）

川越支部　支部長の柴田翠光先生よりレポートを頂戴いたしましたので、ご紹介させていただきます。

千代田区立麴町中学校より「総合学習の時間に伝統文化体験としていけばなの授業をお願いしたい」と依頼があり、支部役員8名で1年生4クラス、特別支援学級合わせて125名にいけばなについての話とたてるかたちの実技を行いました。

いけかたの説明の後、エンジェルにドラセナ・サンデリアーナ2本、バラ3本、かすみそう1本をデモでいけ、その後生徒たちにいけてもらい、手直しを行いました。

生徒たちの感想

・最初はやりたくなかったけど楽しかった ・難しかったけど楽しかった

・全体のバランスを取るのが難しかった ・きれいに作品の写真が撮れてうれしかった

・またお花をやってみたいので来年も来てほしい ・バラとかすみそうがきれい

講師たちの感想

・怪我なく鋏が使えるか心配でしたが、殆どの生徒が上手に使えた

・生徒の自由な行動にどうなるか不安でしたが、最後は楽しんでもらえてよかった

・休み時間もずっといけている生徒がたくさんいた

・花材に興味を持って真摯にいけてくれ、久々に学生に接することができ貴重な体験でした

・あっという間に時が過ぎ、久しぶりに楽しい時間を過ごすことができた

・講師ひとりひとりが、いけばな史の話についてそれぞれの工夫があり良かった

・身体はとても疲れましたが、生徒も講師も楽しい雰囲気があふれていてとても良かった。

当初、多くの生徒を対象に教えることが不慣れでしたので、不安や心配がありましたが、思いのほか楽しくでき、何とか無事終了することができました。副校長先生からは「好評なのでまた来年もお願いしたい」とお言葉を頂きました。そして何よりほとんどの生徒が「楽しかった」と言ってくださりとても嬉しく思いました。

最後になりましたが、本部より花器・剣山・鋏の貸し出していただきご協力感謝申し上げます。