埼玉県立八潮南高等学校の皆さん、おめでとうございます!

開催場所 学生いけばな競技会 北関東地区大会
開催期間 2022.04.27 ~ 2022.06.06

いけばな小原流

今年からリニューアル開催となった第1回学生いけばな競技会 北関東地区大会は、18校134名の皆さまにご参加いただきました。

今回、見事優勝に輝かれた「埼玉県立八潮南高等学校」の皆さんの喜びのお声をご紹介します。

八潮南高等学校は、1984年(昭和59年)創立の埼玉県にある公立学校で、 現 小原流千葉県支部連合会 会長の清水 草香 先生が指導されています。

皆さんが優勝を知った時、部活動の雰囲気、清水先生についてなど、華道部の皆様にお話しをお伺いしました。

<優勝を知った時はどんな雰囲気でしたか!?>

藤森さん)全員が驚いていました。

及川さん)優勝という記録があまりにも衝撃だったため、みんな最初は自覚があまりなかったですが、とても喜んでいました。

黒谷さん)嬉しかったですが、驚きの方が強かったです。

講神さん)すごく嬉しかったです。

小池さん)賞をとれるとは思わなかったのでとても嬉しかったです。

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(藤森さんの作品)

<作品制作のとき、皆さんはどんな事に気を付けて制作されましたか?清水先生からどんなアドバイスがありましたか?>

藤森さん)その花がどれだけ美しくなれるか考えるとよいとアドバイスされました。

及川さん)自分の個性を引き出した作品にしようと心掛けていました。

黒谷さん)なるべく「普通」にならないように個性を出せるように心がけました。指導者の先生も個性をつぶさないように指導してくださいました。

講神さん)一つ一つのお花が輝けるように花と花の位置にこだわりました。空間を大切にするときれいに見えるとアドバイスをしていただきました。

小池さん)全体のバランスや配置に気を付けながら、きれいに見えるよう制作をしました。グリーンの埋め方も工夫するとよいと教えていただきました。

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(及川さんの作品)

<小原流教授者 清水草香先生はどんな先生ですか?>

藤森さん)一人一人と向き合ってくださり、とても優しく丁寧なお方です。

及川さん)私たちの価値観や個性を大切にしてくれる先生です。時に叱られることもありますがしっかりしたアドバイスをいただき、また、基本的なお花の知識も教えていただいております。

黒谷さん)生け花以外の部活動での行動もよく見てくださるので、週に1度しかお話しする機会はないですが、部活動の決め事で悩んでいた時など親身になって相談にのってくれた先生です。

講神さん)いつも優しく丁寧にご指導していただいております。

小池さん)とても優しくわかりやすく指導してくれる先生です。

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(黒谷さんの作品)

<普段の部活動はどのようなスケジュールで行われていますか?>

藤森さん)週に1回チーフ会を行い、活動方針など決めています。以前は黙々と生けていましたが活発になり、今では全員で一つの作品を何点も作っているような感じです。

及川さん)八潮南高校の華道は縦のつながりを重視しているため、1年生から3年生が楽しく話し合いながら明るい雰囲気で活動しています。

黒谷さん)週に1度の活動です。今年から部長を中心に活性化が始まり、1年生から3年生の仲もよくアドバイスしあえる環境づくりをできるようにグループ活動をするなど新しいことにチャレンジしています。

講神さん)部活動は和気藹々としていてみんな集中して取り組んでいます。

小池さん)活動中はとても静かで集中することのできる雰囲気です。

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(講神さんの作品)

<みなさんのお好きな植物は何ですか?>

藤森さん)オダマキです。

及川さん)スノーフレークです。この花は毒を持っており、花言葉が「皆をひきつける魅力」なところが可愛らしいを思いました。

黒谷さん)胡蝶蘭です。見た目も華やか、かつ、インパクトがあってみていて飽きないです。

講神さん)カスミソウです。

小池さん)カスミソウとスターチスです。

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(小池さんの作品)

<みなさんにとって「いけばなの魅力」とは?>

藤森さん)絶対に同じになることのない唯一無二のものを作り出せるところです。

及川さん)生花の魅力は個性を出せるところだと思っています。同じ花材であっても生ける人が違うだけで全く別の作品になります。それぞれの人の個性を楽しみながら見てみるとより魅力を感じるのではないでしょうか。

黒谷さん)絶対に全く同じ作品はできないので、似ていても少なからずその人の性格や個性が表れるところが魅力です。

講神さん)いけばなの魅力は年齢性別問わず楽しめるところです。

小池さん)季節のお花に触れることができ、自分の集中力を高めることができるところが魅力だと思います。

<最後に、全国大会への意気込みをお願いします!

藤森さん)花と向き合い、自分が満足できる作品を作りたいです。

及川さん)私たちは初出場で全国大会に出場となりましたが、先生とともに毎日のお稽古を頑張ってきたつもりです。私たちが出せる全てを全国大会で出し切りたいです。

黒谷さん)初めての全国大会でわからないことも難しいこともたくさんあるけれど今まで指導してくださった清水先生のお言葉をフルに活用して今までで一番満足のいく作品を全国大会に送り出したいです。頑張ります。

講神さん)精一杯頑張ります。

小池さん)自分の中で一番良い作品ができるように頑張りたいと思います。


皆さん、お忙しいところお声を頂戴しありがとうございました!
また、顧問の佐々木先生、指導者の清水 草香先生にも改めてお礼申し上げます。

全国大会は9月1日から応募スタート!小原流初の学校日本一の栄冠に輝くのはどの学校なのか!?

八潮南高等学校の皆さんのご健闘を祈願し、最後はこの言葉で締めさせていただきます。
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