長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校の皆さん、おめでとうございます!

開催場所 学生いけばな競技会 中部地区大会
開催期間 2022.06.01 ~ 2022.07.11

いけばな小原流

今年からリニューアル開催となった第1回学生いけばな競技会 中部地区大会は、20校170名の皆さまにご参加いただきました。

今回、見事優勝に輝かれた「長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校」の皆さんの喜びのお声をご紹介します。

長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校は、長野県諏訪市にある県立校で、 1895年(明治28年)に創立された諏訪郡立実科中学校(旧制)を前身とする歴史ある学校です。

皆さんが優勝を知った時、部活動の雰囲気についてなど、華道部の皆様にお話しをお伺いしました。

清陵校舎2.JPG


<優勝を知った時はどんな様子(雰囲気)でしたか!?>

部長の平林さん)最初は、エイプリル・フールならぬジュライ(July)・フール?的なからかいかな と思いました。実際に賞状とトロフィーを見た時は、とても嬉しかったです。

小林さん、岩本さん)先ずは、驚きがあって、「本当に?」「やったー!」みたいな感じでした。

大久保さん)HPで結果を確認して、初めて実感が湧いてきました。

小口さん、阿達さん)はじめは、信じられない様子でしたが、少し時間がたつと、実感が湧いてきて嬉しかった。

川久保さん)とても驚きましたが、「次には全国大会に向けてまた頑張ろう!」と思いました。



<作品制作の時、どんなことに気をつけて制作しましたか。また小原流教授者 滝沢 萠苑先生からどんなアドバイスがありましたか?>

平林さん)主枝のくきの鮮やかな赤を見せるための向きや角度に気を注ぎました。滝沢先生からは、くきのうねり方を整えることを教えていただきました。
平林 紗香.jpg

平林 紗香さんの作品



小林さん)バランスを見ながら、どこに何を、どう入れたらきれいになるか、確認しながら生けました。
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小林 美咲さんの作品



岩本さん)花を生ける角度に気をつけました。
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岩本 実玖さんの作品

川久保さん)葉と花の向きに注意しました。
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川久保 栞さんの作品



大久保さん)題材のそれぞれの向きが引き立つように、バランスを確認しながら制作しました。先生からは、「正面から見た時に自分がどう感じるか」ということをアドバイスいただきました。
大久保 杏珠.JPG

大久保 杏珠さんの作品



小口さん)先生からは、花と全体(のバランス)が一番きれいに見える向きに気を向けることを教えていただきました。
小口 心々夏.JPG

小口 心々夏さんの作品



阿達さん)作品から少し距離を置いて眺めた時の見映えとバランスに気をつけました。
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阿達 怜さんの作品



<小原流教授者 滝沢 萠苑先生はどんな先生ですか?>

平林さん)おしとやかな優しい先生で、言葉遣いがきれいです。

小林さん、岩本さん)物腰が柔らかで、気品のある先生です。

川久保さん)とても分かりやすく、的確に教えて下さる。

大久保さん)いつも優しい。

小口さん)親身になって、的確なアドバイスをいただけます。

阿達さん)どこが悪いのか、優しく、詳しく教えていただけるので、とても分かりやすいです。



<普段の部活動はどのようなスケジュールで行われていますか?部活の雰囲気も教えてください。>

部長の平林さん)だいたい週1回 放課後。月曜日が多いです。雰囲気ですが、みんなが意識的に声を掛け合っていますが(中学生から高校生まで在籍しておりますので)、それぞれがその日の花を目の前にしますと、黙々と集中してしまって、それぞれ独自の雰囲気を出しています(笑)。



<みなさんのお好きな植物は何ですか?>

平林さん)スターチス、カーネーション

小林さん)バラ 

岩本さん)トルコキキョウ

川久保さん)蓮と薔薇 

大久保さん)ラベンダー 

小口さん)向日葵と竜胆

阿達さん)薔薇百合



<みなさんにとって「いけばなの魅力」とは?>

平林さん)同じ材料でも生け方次第で味わいが変わるところです。

小林さん)美しい花を身近に感じられるところです。

岩本さん)同じ花でも生ける人によって雰囲気が180度変わるところかな。

川久保さん)普段だったら、普通に道端に咲いている花を「目にとめられるものにできる唯一の手段」だと思います。

大久保さん)自分自身に安らぎを与えてくれるものです。生けている時は、自然と心が落ち着いて、集中して取り組めています。

小口さん)今まで知らなかった、自分にとって新しい花の見せ方を学べるところです。

阿達さん)同じ種類の花でも、様々な表情があり、生けていて、とても楽しい。



<最後に、全国大会への意気込みをお願いします!

平林さん、小林さん、岩本さん)自分の感性を生かして、魅力的な作品になるよう、頑張ります。

川久保さん)悔いが残らないように、楽しみながら生けたいです。

大久保さん)全国大会という大きな大会ですが、最後まで気を引き締めて頑張りたいです。

小口さん)全国大会という言葉は私には重いけど、自分の精一杯の作品になるようお花を生けたいです。

阿達さん)全国大会は初めてですが、同じ部の先輩の姿を見て、全力で挑みたいです。
清陵部全体2.jpg長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校 華道部
後列:左から 川久保さん 大久保さん 小口さん 阿達さん
前列:左から 小林さん 平林さん(部長) 岩本さん


皆さん、お忙しいところお声を頂戴しありがとうございました!

また、顧問の小林先生、指導者の滝沢 萠苑先生、にも改めてお礼申し上げます。

小原流初の学校日本一の栄冠に輝くのはどの学校なのか!?

長野県諏訪清陵高等学校・附属中学校の皆さんのご健闘を祈願し、最後はこの言葉で締めさせていただきます。
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