土佐女子中学高等学校の皆さん、おめでとうございます!

開催場所 学生いけばな競技会 中国・四国地区大会
開催期間 2022.07.01 ~ 2022.08.10

いけばな小原流

今年からリニューアル開催となった第1回学生いけばな競技会 中国・四国地区大会は、8校59名の皆さまにご参加いただきました。

今回、見事優勝に輝かれた「土佐女子中学高等学校」の皆さんの喜びのお声をご紹介します。

土佐女子中学高等学校は、高知県高知市にある私立学校で、 1902年(明治35年)から始まる歴史ある学校です。

皆さんが優勝を知った時、部活動の雰囲気についてなど、華道部の皆様にお話しをお伺いしました。

2022競技会表彰.JPG前列左から 岡本望実(高2) 栁瀬圭那(高3)
後列左から 大谷明加(高2) 西山千晴(〃) 植田栞凪(中3/中学部長) 山本芽生(高2/高校部長)
山田めぐみ(中3) 久保凪彩(〃)
(顧問の杉本先生より)校長室で表彰式を行った後、本校正面玄関にて撮影しました。


山本芽生さんの作品

34 山本芽生.JPG

岡本望実さんの作品

20 岡本望実.JPG

<優勝を知った時はどんな雰囲気でしたか!?>
(顧問の杉本先生より)
発表が夏休み中で、各々がネット上、あるいは顧問からの伝達で結果を知るという形だったため、反応としては静かなものでした。しかし、9月に入って、校長室で賞状等の授与式を開いていただき、そこで改めて誇らしい気持ちになったようです。また、出品した全員が佳作以上の評価をいただいたことが自信と意欲につながっています。

栁瀬圭那さんの作品

4 栁瀬圭那.JPG

大谷明加さんの作品
12 大谷明加.JPG

<作品制作のとき、皆さんはどんな事に気を付けて制作されましたか?>

・葉の汚れを拭き取ったり洗い流したりするようにアドバイスをもらいました。(高3・栁瀬圭那,中3・植田栞凪)
・どの角度からでもきれいに見えるようにしました。(高2・西山千晴)
・花を広げないようにと教わったので、その点に気をつけました。(高2・岡本望実,中3・植田栞凪)
・正面から見たときに美しいように、花の向きを意識し、主枝に動きが出るように気をつけた。(高2・山本芽生)
・使わない茎を用いて葉を丸め、動きが出るようにしたり、客枝の長さや向きを意識しました。(高2・大谷明加)
・全体のバランスが崩れないように制作しました。また、茎のすき間を目立たせないようにとアドバイスされました。(中3・久保凪彩)
・花の向きが一緒にならないように気をつけました。花材をすべて使うとぐちゃぐちゃになるかもしれないから無理に使わなくてよいとアドバイスされました。(中3・山田めぐみ)

西山千晴さんの作品
27 西山千晴.JPG

<小原流教授者 門屋 豊陽先生はどんな先生ですか?>

・明るく話しかけやすい、教え方も分かりやすいです。(高3・栁瀬圭那)
・わからないところを丁寧に優しく教えてくれます。(高2・西山千晴,中3・山田めぐみ)
・生徒一人ひとりに対してきちんと向き合ってくださいます。(高2・岡本望実)
・門屋先生は面白くて、分かりやすいアドバイスをくださいます。立花先生は優しくて、細かな所まで丁寧に教えてくださいます。(高2・山本芽生)
・優しくて、的確なアドバイスをくださいます。(高2・大谷明加)
・とても尊敬できる先生方です。(中3・植田栞凪)


植田栞凪さんの作品
39 植田栞凪.JPG

<普段の部活動はどのようなスケジュールで行われていますか?部活の雰囲気も教えてください。>

(顧問の杉本先生より)
考査期間中と長期休暇中を除く、週1回、放課後にお稽古を行っています。一人ひとりが花材と向き合う個人活動形式が主ですが、時折、小原流指導者の先生方とのおしゃべりも楽しみつつ、とても和やかな雰囲気です。お稽古をしながら、花材や花器、いけるかたちの名称や特性を知ることが楽しいようです。平常のお稽古以外には、式典や文化祭、説明会などの学校行事に参加させていただき、そこで学年を越えた関わりが育まれています。

2022競技会生けこみ.JPG

<みなさんのお好きな植物は何ですか?>

・かすみ草(高3・栁瀬圭那,高2・大谷明加,〃・山本芽生)
・ユリ(高2・西山千晴,〃・岡本望実)
・バラ(高2・岡本望実)
・ブルースター(高2・山本芽生)
・金魚草(中3・植田栞凪)
・ガーベラ(中3・久保凪彩,〃・山田めぐみ)
・りんどう(中3・久保凪彩)

山田めぐみさんの作品
47 山田めぐみ.JPG

<みなさんにとって「いけばなの魅力」とは?>

・普段あまり目にしない花に触れる機会になり、一つ飾るだけで室内が華やかになるところです。(高3・栁瀬圭那)
・同じ花材でも人によっていろいろな表現の仕方がある点が魅力です。(高2・西山千晴)
・きれいに飾ること、きれいに見せること(高2・岡本望実)
・どこから見ても美しいところ(高2・山本芽生,〃・大谷明加)
・心の表れ(中3・植田栞凪)
・お花の美しさを感じることができるところです。(中3・久保凪彩)
・そのままでもきれいな花が、いけるともっといきいきとしてきれいになるところです。(中3・山田めぐみ)

<最後に、全国大会への意気込みをお願いします!

・みんなとできることを精いっぱい頑張りたいです。(高2・西山千晴)
・初めての大会で緊張しますが頑張ります。(高2・岡本望実,大谷明加)
・中国・四国大会よりも良い作品ができるよう精一杯頑張ります。(高2・山本芽生)
・絶対優勝するぞ! 目指せ全国制覇!(中3・植田栞凪,〃・久保凪彩)
・誰よりもきれいにできるように頑張りたいです。(中3・山田めぐみ)


皆さん、お忙しいところお声を頂戴しありがとうございました!

また、指導者の門屋 豊陽先生、顧問の杉本先生にも改めてお礼申し上げます。

小原流初の学校日本一の栄冠に輝くのはどの学校なのか!?

土佐女子中学高等学校の皆さんのご健闘を祈願し、最後はこの言葉で締めさせていただきます。
名称未設定のデザイン.png
シェアする